10月2日に、GACCOHにて「存在させるべきか、存在させないべきか、それとも?」と題して、長谷奏音さんと対談しました。企画については以下をご覧ください。

https://gaccoh.com/event/211002

今回は、『ハンス・ヨナス 未来への責任:やがて来たる子どもたちへの責任』の刊行記念対談として企画されました。当日は、人類の存続をめぐる倫理として、ヨナスの責任原理とベネターの反出生主義を対比しました。

反出生主義については、長谷さんがとても分かりやすい資料を作ってくださったので、私も勉強になりました。結構誤解の多い思想ですので、このように整理してくれるのは助かります!長谷さんの資料について以下で公開されています。

https://researchmap.jp/nancolle/presentations/33894294

当日は、ヨナスとベネターの対比はもちろん、関連書籍をいくつか紹介し、宮沢賢治やグノーシス主義の話にまで拡散していきました。長谷さんありがとうございました!